近年、多数のドローンが空に浮遊しながら絵や文字を描く様子がSNSで多く見られるようになった。そもそもドローンショーはどのようにつくられているのか。
「まず、ラフに沿って3DCGソフトでアニメーション(シーンごとの絵)を制作します。そのアニメーションをドローンが読み取れるデータに変換し、ショーが行われる現場で変換データを機体に送ります。機体がデータに沿って光りながら飛ぶことで、大きなひとつの絵や文字ができあがります」
空撮用のドローンはリモコンで操作するのが一般的だが、ドローンショー用の機体にはリモコンがない。本体に内蔵されたコンピュータに専用のデータを送信し、狙い通りの動きを実現している。
ドローンショー・ジャパンが請け負っている国内のドローンショーの主流は500機を使っていて、予算は500〜1000機で1000万〜3000万円が目安になるという。一般的に150メートル未満の高さでの実施となり、バッテリーの都合上、離陸や着陸も含めて15分以内となる。
「500機を使えば、横幅100メートルほどの迫力のある絵をつくることが可能です。現状、15分で10〜20カットほどのシーンを再現できます」
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