価値観の変化に伴い、管理職を希望しない若手も増えていきている。そのような中、マネジメント層が「管理職を続けたくない」と感じる、その理由とは。転職サイト大手のビズリーチ(東京都渋谷区)が調査を実施した。
現在マネジメントを行っているビジネスパーソンのうち、合わせて86.7%が「今後、管理職を続けたい」と回答した。一方で、「管理職を続けたくない」とした人は合わせて13.3%となり、管理職を希望しない人も一定数いることが分かった。
管理職を続けたい理由については「組織の方向性を決める権限や責任が持てる」が最も多く、62.9%。僅差で「給与(報酬)を上げたい」(62.3%)と続いた。一方で「経営者(役員含む)を目指している」は28.2%と、3割未満にとどまった。
管理職を続けたくない理由については、「責任やストレスを感じることが増えそう」が最も多く、58.8%に上った。その他には「給与面でのメリットを感じない」(47.5%)、「実務的な業務から離れたくない」(37.5%)が上位となった。
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