日本ではSUVのATTO 3のほか、2023年9月にコンパクト型ハッチバックの「DOLPHIN(ドルフィン)」、2024年6月にセダンの「SEAL(シール)」をそれぞれ発売している。いずれもBEVだ。
受注台数(10月中旬)を見ると、最初に発売したATTO 3が1870台で最も多く、DOLPHINが1000台、SEALが500台を突破しているという。ATTO 3はSUVということもあり、幅広い層に受け入れられているようだ。
DOLPHINはガジェット好きの人に支持されており、東京都だと補助金を利用すれば300万円を切ることも。SEAL購入者の半数は、セダンタイプ(輸入車や国産のクラウンなど)からの乗り換えだそうだ。
今後については、毎年1〜2車種の投入を予定。「2025年も1車種は確定、もう1車種についても間に合うように動いている」
日本でBEV以外を販売する可能性について「BYDは現在PHEV(プラグインハイブリッド)とBEVの二刀流で販売しており、世界で初めて量産型PHEVを販売した会社でもある。現時点では未定だが、将来的には日本でもPHEVの販売を検討する方向で本社ともディスカッションをしている」という。今後の展開に注目したい。
なぜヘッドライトがまぶしく感じるクルマが増えているのか
なぜ人は「激安タイヤ」を買うのか アジアンタイヤの存在感が高まるリスク
なぜ「プリウス」が標的にされるのか 不名誉な呼び名が浸透している背景
中国製BEVは今後どうなるか 避けられない現実Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング