新たな展開も模索しており、その一つが海外市場だ。現在、グローバルでの展開を見据えて各国の食品規格に対応できる原料の選定を進めており、見通しが立ちつつあるという。
山下社長は「パチパチパニックがどのような存在になり得るのか、それぞれの国に合わせた訴求方法を検討していく」と、長期的な視点での展開に意欲を見せる。
原材料の高騰が連日のように報じられているが、外部環境によほど大きな変化がない限り、値上げは検討していないという。「現在、100円ショップでは3袋100円で購入でき、友人同士で分け合って楽しめる。気軽に楽しめる価格帯を維持することは、商品の重要な価値のひとつと考えている」(山下社長)
フレーバーについても、ベースとなるグレープ、コーラ、ソーダのほか、新たな味を追加していく可能性も指摘している。
今後もパチパチパニックを独自性の高いエンタメ菓子としてブランディングを進め、ファン拡大を目指したプロモーションを展開していく予定としている。山下社長も「パチパチパニックを当社を代表する商品として育てていきたい」と意気込む。海外展開も視野に入れ、世界の人々の心もハジけさせられるか。
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