Claudeの場合、通常のチャットをリンクで共有できる機能は用意されていない。ただし、チャット画面とは別のウィンドウで生成結果を表示する「Artifact」で出力されたものは共有が可能だ。
出力結果にArtifactが使われるかどうかの判別は、指示内容によって自動で行われる。メールやブログなどの文章生成はArtifactが使われるはずだ。出力結果の下部にある「Published」ボタンから共有リンクを発行できる。
ChatGPTやGeminiの「会話を続ける」機能に相当するのが「Remix」だ。共有リンクを受け取った相手は、このボタンから追加の指示を行える。下書き段階のブログを共有し、他の人に仕上げてもらう場合などに役立つ。
通常のチャットをどうしても共有したい場合は、出力された回答に対して「アーティファクトを作成して」と指示すればよい。回答内容がArtifactとして表示され、共有を可能にできる。
リサーチ結果の共有や書類のドラフト作成、アイデア出しなど、生成AIの出力結果を共有したいシチュエーションは多い。サービスごとの機能の違いや仕様を把握しておくことで、よりスムーズな共有を行えるようになるはずだ。
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