コロッケ1個80円のお肉屋さんは、どうやって生計を立てているのか?(3/3 ページ)

» 2024年12月25日 08時00分 公開
[菅原由一ITmedia]
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 生キャラメルで有名な北海道の花畑牧場はその一例です。

 花畑牧場は北海道に4つの工場がありますが、それら全てで生キャラメルをつくっているわけではありません。

 コンビニスイーツ、業務用のチーズ、豚肉の加工品などをつくり、これらB2B事業の収益を合わせて成長しているわけです。

企業相手の事業は圧倒的に規模が大きい(出所:『タピオカ屋はどこへいったのか? 商売の始め方と儲け方がわかるビジネスのカラクリ』)

 新規事業を考え始めると、ついB2C事業を考えがちです。昨今はネットショップが普及したことでB2Cが伸びていますが、それでも14兆円ほどの市場で、一方のB2B市場は420兆円超です。

 このことからも、B2B事業の方が事業化の機会が多く、事業を成長させていける可能性もはるかに大きいといえるのです。

著者プロフィール:菅原由一(すがわら・ゆういち) 

SMG税理士事務所・代表税理士。現在は、東京・名古屋・大阪・三重に拠点を置き、中小企業の財務コンサルタントとして活躍。YouTubeチャンネル『脱・税理士スガワラくん』は登録者数80万人を突破し、TV、専門誌、新聞、各メディアで取り上げられ注目を集めている。

タピオカ屋はどこへいったのか? 商売の始め方と儲け方がわかるビジネスのカラクリ

「スモールビジネスで独立・開業してみたい」

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などなど、皆さんの日常半径10メートル以内で起きているビジネスのもうけの仕組みを漫画&図解で解説! 登録者数約80万人超の大人気税理士YouTuber脱・税理士スガワラ君による、今日から始められる商売のカラクリ。


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