管理職になってからの変化について、最も多い回答は「仕事の比重が増えた」となり、75.8%に上った。「心身の健康が損なわれた」(68.9%)、「プライベートや家族との時間を楽しめなくなった」(55.4%)と続いた。
管理職としての悩みは「マネジメント業務の負荷」が最多となり28.1%。以降は「ハラスメントと言われるのを避けたい」(27.0%)、「部下が成長しない」(24.0%)と続いた。
今後「昇格したい」とした人は50.9%にとどまった。また、次長、課長、係長・チーム長クラスでは、「管理職を辞めたい」と回答した人がそれぞれ約2割に上った。
管理職を続けていく上で希望するサポートや制度を聞くと、最も多いのは「管理職手当の増額」となり40.1%に上った。次いで「残業手当の支給」(21.6%)が挙がった。
調査は2024年9月20〜26日にインターネットで実施。20〜50代の会社勤務の管理職800人(20代51人・30代349人・40代50代各200人)から回答を得た。
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