昨今、多くの企業がSNSを使って情報を発信している。InstagramやTiktok、YouTubeでは、多くの企業アカウントが社員の“顔出し”動画を公開しており、動画には賛否の声が集まる。
そのような中、就活生は企業のSNSについてどのような印象を抱いているのか。マイナビ(東京都千代田区)が調査を実施した。
SNSで発信してほしい情報は「1日のスケジュールや社員の方々の雰囲気」「イベントの告知」「福利厚生についての詳しい説明」といった声が寄せられた。
一方で「TikTokでのダンスなど」「いいところばかり伝え、デメリットを伝えないところ」「本業からかけ離れすぎている企画、また趣旨からはずれ、炎上可能性のある企画」「癖の強い朝礼の様子」といった投稿に対しては「マイナスなイメージ」を持つという意見が多く集まった。
企業のブランドイメージや業界の性質に合わないコンテンツといった、信頼性を損なう発信は好ましくないと考えている様子が明らかになった。
インターンシップの位置付けについては、「適職を知るための機会」が最も多い回答となり59.6%に上った。次いで「就職活動に向けた準備の場」(57.2%)となった。
インターンシップ・就活準備を通じて、最も成長を感じた能力は「主体性(物事に進んで取り組む力)」が最多となり29.7%。「課題発見力(現状を分析し、目的や課題を明らかにする力)」「実行力(目的を設定し、確実に行動する力)」がそれぞれ12.5%で続いた。
社会人になった際にどのような服装で働きたいかについては、「オフィスカジュアル」が最も多く49.1%。また、服装は入社意欲に影響すると「思う」とした人は合わせて36.9%に上り、昨年より5.4ポイント増加した。より柔軟な働き方を求めていると伺える結果になった。
調査は2024年12月20〜31日にインターネットで実施。2026年3月卒業見込みの全国大学3年生、大学院1年生1131人から回答を得た。
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