副業で月30万円以上を稼いでいるIT人材の業務内容1位は「プロダクトマネジメント」(46.0%)。副業人材マッチングサービスlotsfulを運営するlotsful Company(東京都港区)が、パーソルホールディングスと共同で実施した「IT人材の副業に関する実態調査」で分かった。
2位は「プロジェクトマネジメント」(43.3%)、3位は「プロダクト戦略立案」(42.1%)、4位は「インフラ構築(設計構築〜運用保守)」(40.0%)、5位は「ユーザー調査・改善提案」(34.3%)だった。デジタルマーケターやシステムエンジニアに比べ、PdM(プロダクトマネージャー)やインフラエンジニアの副業月収の方が高い傾向があるようだ。
副業経験について「副業を実施したことがある」と回答した人は53.7%、「副業を実施したことがない」と回答した人は46.3%だった。
今後の副業意向については、「副業を実施したい」と回答した人が66.3%、「副業を実施したくない」と回答した人が24.8%となった。
lotsfulが2024年11月に実施した調査によると、非IT人材を含む会社員のうち、直近半年以内に副業を「実施した」と回答した人は39.1%だった。この結果から、IT人材は他の職種と比べて、副業の経験者や副業を希望する人の割合が高いことが分かる。副業経験の有無による違いを見ると、副業経験のあるIT人材の91.7%が「副業をしてみたい」と回答したのに対し、副業未経験者では36.9%にとどまった。
次に、副業経験のあるIT人材に対し、副業先(業務委託元)の企業に転職したことがあるかを尋ねた。「ある」と回答した人は68.5%、「ない」と回答した人は31.5%だった。
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