「頑張れ」「もっと努力しろ」という精神論は、確かに重要だ。しかし精神論だけで目標達成できるなら、コウモリ上司も生まれない。大切なのは、科学的なアプローチだ。
経由地を正しく設定することで、「この時期までにここに到達する」と目標を細分化できる。小さな目標を設けることで、「ここまでなら頑張れる」という気持ちが生まれる。
小さな達成体験を積み重ねることで、「このペースなら大丈夫」と安心感も得られるだろう。科学的なアプローチと精神論がバランスよく組み合わさったとき、はじめて本当の成果が出るのだ。
コウモリ上司の一番の問題点は、科学的なアプローチを軽視し、場当たり的な精神論に頼りすぎることだ。だからこそ、出発地・経由地・目的地を明確にして、組織全体で共有することが重要なのだ。
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“残念な上司”が作る「会議資料」の特徴 ムダをなくす3つの改善策はCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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