メルカリはこのサービスを、楽天モバイルのような大規模投資を伴うMNO(移動体通信事業者)戦略ではなく、既存ユーザー基盤を活用した追加サービスと位置付ける。
「大きな投資は想定していないので、早期に黒字化を目指せる」と永沢氏は明言する。今後はSIMカードの提供やau回線の追加、通話定額の導入、支払い手段の追加などを予定しており、そのうちいくつかを2025年夏頃に実装するという。
携帯料金プランの「難解さ」と「手続きの煩雑さ」に風穴を開けるという意欲的な挑戦。しかし、複雑な市場原理を「カジュアル層」が理解し活用できるかは未知数だ。メルカリが得意とするUI・UXの強みを生かしつつ、この複雑さをどう克服するか。モバイル市場における新たな実験の行方に注目したい。
ナイキ「オワコン化」の足音 株価急落、新興シューズメーカーが影
書類でよく見る「シヤチハタ不可」、シヤチハタ社長に「実際どう思ってますか?」と聞いたら意外すぎる答えが返ってきた
「うどんみたいな布団」が突如爆売れ、Xで16万いいね 「売れたらラッキーくらいに思ってた」と担当者
ドンキ「あんだく溺れ天津飯」が爆売れ あんが“容器の限界”超えてしまい、開発時は難航
インバウンド殺到の渋谷ドンキ 「月に1億円」売れるお菓子とは?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング