中央快速線が中距離電車化するにあたり、快適な座席の提供も求められるようになった。
そのための手段として考えられたのが、グリーン車の導入である。JR東日本は2012年に発表した経営構想において、速達性や着席サービスの改善を含む東京圏ネットワークの充実を掲げていた。その一環として、中央快速線や青梅線にグリーン車を導入することを決定した。
しかし、中央快速線は混雑が激しい路線であり、10両編成のままグリーン車を組み込むことは難しかった。そこで、2階建てグリーン車を2両追加し、12両編成とすることで対応することになったのだ。
この改編により、既存の普通車の定員を維持しつつ、グリーン車の導入により、定員を増やすことが可能になった。
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