実際、都内ではこの危ない乗り物が急増しているので、高齢者や子どもにとって歩道が極めて危険な場所になりつつある。小生の知り合いも先日、怖い思いをした経験を基に、電動キックボードを利用する人たちの無法ぶりに対し「交通ルールを覚えることすらできないんじゃないの」と憤慨していた。
いずれ近いうちに高齢者や子どもを巻き込んだ悲惨な事故が生じ、規制再強化の動きが出てくるだろう。もしそのきっかけとなる事故が(複数人を巻き込み、しかもその人たちに半身不随などをもたらすような)重大なものであれば、一挙に「廃止」に世論は傾くかもしれない。
小生自身は国が急いで再改正しないなら、「都会・都市部では条例で利用禁止すべき」だと思う(田舎道ならぶつかる相手もそういないのでOKかと)。元々こんな危ない乗り物と「ザル」ルールを許可したことが間違いなのだ。 (日沖 博道)
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