管理職の55%が「部下からの意見を前向きに受け止める」 役職や経験年数で違いは?(2/2 ページ)

» 2025年04月18日 07時00分 公開
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認識や行動を変えた経験

 認識や行動を変えた経験を役職別に見てみると、「経営者・役員」では「ある」が58%で最も多く、「事業部長、部長」(55%)が続いた。フィードバックによる行動変容や意識変容の柔軟性は役職が上がるごとに上昇した。

 一方で、事業部長は「変えたことはあまりない」が33%と多く、「前向きに受け止める」スタンスはありつつも、自身の行動変容まで影響している経験を得た割合が少なかった。

photo 認識や行動を変えた経験(役職別)

 マネジメント経験年数別では、行動変容している割合が多かったのは「3年以上5年未満」(67%)、「10年以上」(63%)、「1年以上3年未満」(61%)で、行動変容している割合が少なかったのは、「1年未満」(14%)だった。

photo 認識や行動を変えた経験(マネジメント経験年数別)

 調査は、管理職を務める250人を対象にインターネットで実施した。時期は、2025年2月。

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