3月26日にプレスリリースやSNSでリブランディングを発表すると、SNS上で批判を含むさまざまな反応があった。上述したとおり、リブランディングの背景はやや複雑で、ロゴも単純に置き換わるわけではない。そうした点が伝わりきらなかったこともあり、「なぜ親しまれたロゴを変えるのか」と当初は批判が集中したようだ。
その後、リブランディングの意図を丁寧に説明した國枝社長のnoteも広く読まれたことで、一定の理解は得られているという。
「批判的な声もいただいていますが、新よじこがかわいいという声もあります。リブランディング記念で発売した新よじこのグッズも売れ行きが良く、通常の購買層である40〜50代よりも若年層の方に多く購入されています。よーじやに関心を持っていただける若年層が増えたのではないかなと」
社内でも新よじこの評判が良く、消費者の反響も踏まえ、「愛されるキャラクターになっていくだろうと手応えを感じている」と國枝社長。
「今回のリブランディングを通じて、さまざまな声をいただき、非常にありがたいです。今までは当社に無関心だった方が、『好き』『嫌い』と意見を持つ状態になったわけなので。結局のところは、ロゴデザインが称賛されるか否かではなく、当社が目指す『京都発のライフスタイルブランド』を形にできるか、それをみなさまに受け入れていただけるかが大事だと考えます」
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