飲食店の準備は、予約されたときからすでに始まっています。しかし、日本では「飲食店の予約は契約である」という意識が薄く、ホテルや飛行機とは違い、飲食店でキャンセル料を支払うという考えが浸透していません。
ドタキャンやノーショーを解決するには、デポジットやクレジットカード事前登録の機能をもつ予約台帳サービスなどが寄与します。ITツールの普及に加えて、飲食店の予約は契約であり、ドタキャンやノーショーは悪いことであると認識される必要もあります。
グルメジャーナリスト。1976年台湾生まれ、日本国籍。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ファインダイニングやホテルグルメを中心に、料理とスイーツ、お酒をこよなく愛する。テレビで活躍したあと、ジャーナリストに転向して取材に注力。『All About』のブッフェ・フレンチのガイドに就任し、『Yahoo!ニュース』『Safari Online』『食べログマガジン』『現代ビジネス』『東洋経済オンライン』『プレジデントオンライン』や共同通信社など、数多くの媒体で執筆する。炎上事件から美食やトレンド、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口でわかりやすい記事を執筆。真摯で丁寧な筆致が好評を博し、オンライン記事は延べ1億ページビューを超える。料理コンクールの審査員やエグゼクティブへの講演、ホテルや大手外食企業のプロデュース、コンサルティングの実績も多数。レストランとゲストの立場を客観的に理解する者として、両者の架け橋となるべく、活動を続ける。
丸亀製麺は“讃岐うどん”の看板を下ろしたほうがいい、これだけの理由
「イオンモール」10年後はどうなる? 空き店舗が増える中で、気になる「3つ」の新モール
「牛丼500円時代」の幕開け なぜ吉野家は減速し、すき家が独走したのか
「天下一品」閉店の背景は? 唯一無二の“こってり”に陰りが見える理由
なぜ若い人は「黒ラベル」を選ぶのか サッポロの“1人2杯まで”の店が示した、お客の行動変化Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング