今回のプロジェクトは、花王単独ではなく、東急不動産や地元団体との共創によって実現している。「異常な暑さ」という社会課題に向き合う姿勢が共感を呼び、賛同の輪が広がったのだ。
「これはもう一企業だけでは解決できない課題です。行政や街の人々とも連携しながら、取り組みを文化として根づかせていきたいと思っています」
「-3℃」というコンセプトは、単なる涼感グッズの販売ではなく、都市空間全体のデザインとホスピタリティの再設計に挑む試みだ。
原宿を起点に、都市の避暑地化は今後、観光・商業の文脈で広がりを見せる可能性がある。この夏、涼しさという無形の価値が、都市の魅力を再定義しようとしている。
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