ビジネスパーソンにとって「理想の上司」「理想の若手社員」とは――。SMBCコンシューマーファイナンスが行った調査によると、“理想の上司像”に世代間ギャップがあることが分かった。
18〜29歳のビジネスパーソンを対象に「理想の上司」を尋ねると、1位「仕事のことを相談できる」(34.4%)、2位「丁寧に教えてくれる」(32.8%)、3位「具体的にアドバイスしてくれる」(31.6%)、4位「意見を聞いてくれる」(30.6%)、5位「成果を褒めてくれる」(30.4%)だった。
業務の相談や丁寧な指導・アドバイス、密なコミュニケーションが取れる上司を求める人が多いようだ。
30〜69歳のビジネスパーソンに、若手社員への日頃の対応について尋ねた。「一緒に業務に取り組んでいる」(29.2%)が最も多く、以下「丁寧に教えている」(26.2%)、「具体的にアドバイスしている」(23.2%)、「意見を聞いている」(23.0%)、「成果を褒めている」(20.2%)が続いた。
若手にとって、理想の上司は「仕事のことを相談できる」(34.4%)が1位だったが、上司・先輩が若手に対する態度では「仕事の相談にのっている」(19.6%)は8位だった。この結果について、同社は「『相談にのってほしい』という若手社員のサインを見逃してしまっている上司・先輩が多いかもしれない」としている。
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