キャッシュレス化が進む中、ポイントは単なる「お得」から「経済活動の一部」へと変貌を遂げている。本連載では、クレジットカード、QR決済、電子マネーを中心としたポイントプログラムの最新動向を追い、企業の戦略やユーザーへの影響などを分析する。
スマートフォンの普及とともに、高校生の金銭感覚が大きく変わり始めている。MMD研究所が8月27日に実施した高校生と保護者を対象とした座談会では、親子間のお小遣いのやりとりがデジタル化する一方で、若者たちが現金に対して抱く複雑な感情が見えてきた。
PayPayや楽天ペイといったQRコード決済を日常的に使いこなし、財布を持たない生活を送る高校生。親への小遣い請求はLINEで済ませ、送金はワンタップで完了する。その一方で、友達との割り勘やアルバイト代の受け取りは「現金が良い」と答える。デジタルネイティブ世代でありながら、紙幣への愛着もある。
座談会に参加したのは、首都圏在住の高校1年生から3年生までの男女4人とその保護者たち。彼らの日常から、今どきの高校生のキャッシュレス事情が見えてきた。
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