承認担当者の経費処理は月平均145件、そのうち約5件に1件(21.7%)の差し戻しが発生している──経理AIエージェントを提供するTOKIUM(東京都中央区)がそんな調査結果を発表した。差し戻し作業について、73.9%が「負担に感じる」とした。
97.5%が申請の差し戻しに精神的なストレスを感じており、その理由として「関係性のある相手に不備を指摘すること」(66.3%)や「同じ内容を繰り返し指摘しなければならないこと」(42.2%)が挙げられた。承認担当者は事務処理の手間だけでなく、人間関係への配慮が必要な点にもストレスを感じていることが分かった。
立替経費の一次承認を代行するAIエージェントについて、80.6%が「利用したい」と回答。事務作業の手間や精神的負担を軽減する手段として、AIによる業務支援への高い期待が浮き彫りとなった。
調査は9月1〜2日、全国の立替経費の承認作業に携わる従業員1100人を対象にインターネットで実施した。
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