この記事は伊藤羊一(著)、 清水めりぃ(マンガ)の書籍『マンガですぐ読める 1分で話せ』(SBクリエイティブ、2023年)に、編集を加えて転載したものです(無断転載禁止)。なお、文中の内容・肩書などは全て出版当時のものです。
プレゼンする際には、何を最初に言うかはめちゃめちゃ重要です。相手によって、コミュニケーション全体を考えていかなければなりません。
例えば、料理のコースを想像してみてください。もしかしたら通常のコースの流れは、前菜、サラダ、スープ、メインという流れになっていたとしても、ものすごく寒い日には最初に温かいスープを出した方が喜ばれるかもしれません。僕は音楽をやるので、ライブでどんな順番で演奏するか、いつも妄想しています。
プレゼンも同じです。相手が忙しい人なら最初に結論を話して短めにまとめるとか、相手がサッカーが好きならその例えから入ってみようとか、単にロジカルに話すのではなく、相手のことを想像して設計していくのです。
想像力とは何かというと、愛なんです。だから、プレゼンも愛の告白みたいなものです。
愛の告白はどうしたらうまくいくかというと、相手のことを考えに考えに考えたから、うまくいく。だからこそ、演出であってもうれしいと思ってくれるわけです。
「だから何?」と言われる人の共通点 上司に頑張って話しても伝わらないワケ【漫画「1分で話せ」】
1分でまとまらない話は、何時間かけて話しても伝わらない【漫画「1分で話せ」】Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング