一方で、コロナ禍が明けて復活の兆しが出てきている。同事務所によると、今年9月の来場者は延べ約52万人で、コロナ禍前の元年の同月を上回った。さらに、テナントの稼働率は約97%まで回復し、これもコロナ前を上回る水準となっている。
昨年2月には「汐留横丁」と銘打った飲食店の誘致プロジェクトを始動した。ラーメン店や海鮮、カレー専門店などの新興店を積極的に誘致した。それぞれの店には売り上げ目標が設定されており、未達成が続けば撤退を余儀なくされるという。現在は14店が出店しており、テナントを借りて同事業を企画運営するfavy(東京都新宿区)の佐藤正児執行役員(46)は「コロナで撤退する店舗が多いことを逆にチャンスととらえて参入を決めた」と話す。
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衰退するシャープは「日本そのもの」か “世界の亀山モデル”が失敗パターンにハマった理由copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.
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