「キュイイイイイン」――。ジャパンモビリティショー(10月31日〜11月9日)の会場を歩いていると、耳に残る“未来の音”があった。
音のする方へ向かうと、人だかりの中心に見慣れないシルエットが見える。4輪でもなく、2輪でもない、ちょっとユニークなクルマ。ヤマハ発動機の「TRICERA proto(トライセラ プロト)」だ。
このクルマの特徴は「3輪のEV」であること。オートまたは手動によって、前後のタイヤが左右に動くので、急なカーブでもスイスイ曲がるのだ。
この発表を受けて、ネット上では「手軽に乗れそうだから、街乗りにほしい。所有欲を満たせそう」「面白そうだな。市販化が楽しみ」といったコメントがあふれたわけだが、現時点で販売する予定はない。研究開発モデルなので、バッテリー性能や航続距離などは発表していないが、個人的に気になったのは「音」である。
一般的なエンジン車の音を「グオオオオオ」と表現するなら、トライセラ プロトは「キュイイイイイン」と、まるで未来の乗り物のような音を奏でる。なぜ、このような音が聞こえてくるのか。同社の広報担当者に聞くと「ドライバーの高揚感を高めるために、音にもこだわった」そうだが、どのようにしてつくったのか。
トライセラ プロトのエンジン音を担当した田中澄人さんと、プロジェクトを統括している宮本秀人さんに話を聞いた。聞き手は、ITmedia ビジネスオンライン編集部の土肥義則。
なぜ「時速5キロの乗り物」をつくったのか 動かしてみて、分かってきたこと
「JALとANA」どこで違いが生まれたのか? コロナ禍を乗り越えた空の現在地
なぜヘッドライトがまぶしく感じるクルマが増えているのか
なぜ人は「激安タイヤ」を買うのか アジアンタイヤの存在感が高まるリスクCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング