フォームへの記入から送信に致る割合(CVR)については、「分からない」が32.9%を占めた。改善の根拠となるデータが欠如しているため、担当者の感覚や営業の声に頼った「場当たり的」な改善にとどまっている実態がうかがえる。
入力者を対象に直近で入力したフォームの目的を聞いたところ、「資料請求」(43.8%)、「問い合わせ」(35.4%)が上位を占めた。両者で79.2%を占めていることから、Coneは「3〜5項目程度で接点を確保してCVRを最大化させたあと、少し深い情報を段階的に追加で取得する設計に切り替えるべき」と分析する。
運用者側にフォーム改善時に重要視することを聞いてみると、「商談化率(SQL率)」が45.6%で最も多く、「入力のしやすさ(UX)」は17.7%にとどまった。
調査はB2Bサービスを提供している企業のマーケティング担当者214人を対象に実施した。期間は11月3〜5日。
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