新しくサービスや商品を開発したり販売したりする場合、特にリソースが少ない中小企業では、広告代理店に相談するような資金余力もなく、そもそもマーケティング活動として何に着手すべきか迷う場面が多いです。
ここでは、リソースの少ない企業が、できるだけレベルの高いマーケティング戦略を立案するためのプロンプトを紹介します。
【プロンプト例】
# 指示文
DXコンサルティング事業におけるマーケティング戦略を立案してください。
以下の#前提条件 や #要件 に基づき、実行可能かつ投資対効果の高い年間マーケティング計画を #出力形式 に沿って作成してください。
------------------------------------------------------
# 前提条件
主にデジタルマーケティング領域で大手顧客との取引実績がある
------------------------------------------------------
# 要件
1.戦略的方向性の提示
2.中長期的に持続可能なマーケティング戦略を明示してください。
3.年間行動計画(アクションプラン)の策定
各月ごとの具体的な施策を時系列で提示してください。
4.施策ごとの投資対効果の試算(ROI分析)
各施策について、定量的な効果を見積もってください。
【出力形式】
自社の状況や予算などを記入せずにスタートしてしまうと、壮大な計画、非現実的なプランが返ってきてしまいがちです。まずは自社を取り巻く制約条件をできるだけ詳細に記入しましょう。
「戦略」というと聞こえはいいですが、明日から何をすればいいのか分からないという事態に陥りがちです。そこで、プロンプトには、具体的な行動計画まで落とし込むように指示を出すことで、よりイメージのしやすい計画が返ってきます。
複数の施策を立案させるだけではなく、その投資対効果を定量的に簡易的にでも試算させることは非常に有効です。実際の意思決定の際に役立つヒントをできるだけ多く回答してもらうようにしましょう。
Geminiを業務で使いこなす! Google Cloudが指南する「プロンプト入力」4つのポイントは?
野村が捨てた「資産3億円未満」を狙え SMBC×SBIが狙う“新興富裕層”の正体
なぜ日本企業のDXは失敗続き? BCGが指摘する“ITを知らなすぎる”経営者の責任
DXの“押し付け”がハラスメントに!? クレディセゾンのデジタル人材育成を成功に導いた「三層構造」とは
日本人はなぜこれほどまでに「学ばない」のか 背景にある7つのバイアスCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング