フリーランスのITエンジニアとして働く人を対象に、依頼を受ける際、体制に関する情報が事前に明示されているか調査した。その結果「明示されない」(「全く明示されない」「ほとんど明示されない」の合計)が半数以上(52.5%)に上った。
過重下請け構造の案件に参画した経験については、「ある」(「頻繁にある」「何度かある」「ほとんどないが経験はある」の合計)が49.5%だった。過度なマージンを取られていると感じたことが「ある」(「頻繁にある」「何度かある」「ほとんどないが経験はある」の合計)も98.2%を占めた。
過重下請け構造の案件について尋ねたところ、87.0%が「受けたくない」(「全く受けたくない」「あまり受けたくない」の合計)と回答した。理由としては「単価が低くなりやすい」(67.8%)が最も多く挙げられた。以降「納期だけが厳しくなりがち」(39.1%)、「出し戻しが多く、業務がコントロールできない」(37.4%)と続いた。
調査はITシステムの外部発注経験のある企業担当者200人と、ITフリーランスエンジニア200人を対象にインターネットで実施した。期間は11月22〜24日。
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