この記事は、『頭がいい人のChatGPT&Copilotの使い方』(橋本大也著、かんき出版)に掲載された内容に、かんき出版による加筆と、ITmedia ビジネスオンラインによる編集を加えて転載したものです(無断転載禁止)。
文書作成やデータ分析などができる便利な生成AIですが、できることはそれだけではありません。写真や画像の分析や合成などのほか、外部のアプリケーションを呼び出せばアナウンサーがニュースを解説する動画まで指示文だけで簡単に作ることができるんです。
プロンプト・エンジニアリングに詳しい橋本大也氏が、初心者でもできて便利な機能を紹介します。
ChatGPTは言語だけが強みではありません。
特に有料版のChatGPT Plusでは、言語の生成に加えて計算、高度なデータ分析、プログラミングやグラフ描画ができるAdvanced Data Analysis、画像認識や画像合成ができるDALL-E、外部の知識ベースやアプリケーションも利用してカスタムAIを開発できるGPTs 機能を統合して、さらに高度な情報処理が可能になりました。
Advanced Data AnalysisとはChatGPTからプログラミング言語のPythonを呼び出して実行する機能です。
Pythonは汎用的なプログラミング言語ですが、特に統計計算やグラフの描画機能に定評があります。ChatGPTはユーザーの文章の指示に対して、内部でPythonのコードを書いて実行し、実行結果を表示するのです。実行結果は計算結果だったり、グラフだったりします。
例えば、「サイン・コサインのグラフを描いて」と指示すると、内部では瞬時にPythonでグラフを描くコードが書かれて実行されます。
そして生成したグラフの画像と解説を回答として表示します。
ChatGPTはデータファイルのアップロードを受け付けます。ExcelやCSVをアップロードして「このデータを分析して」「グラフにして」と言えば、コードを生成、実行して分析をしてくれたり、グラフにしてくれたりするのです。
プログラミングの知識がない人や高度な統計の計算ができない人であっても、指示するだけで期待したアウトプットが得られるため、データサイエンティストの失業を心配する人もいるほど。ただ、プログラミングや統計の知識がある人は、Advanced DataAnalysisをさらにうまく活用できます。Advanced DataAnalysisはアマチュアもプロにも大きな利益があるのです。
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