「部下の相談に乗るほど疲れる……」 それってただの“高度な愚痴”を聞かされているだけでは? 最もシンプルな見極め方とは「キレイごとナシ」のマネジメント論(4/6 ページ)

» 2026年01月27日 08時00分 公開
[横山信弘ITmedia]

見分け方3. 打ち手を提示したときの反応

 最も分かりやすい判別ポイントがある。それは、具体的な打ち手を示した瞬間の「反応」だ。

 本気の相談の場合は、

 「それ、やってみます」

 「確かにそこは変えられそうですね」

 と、多少の不安があっても「試す」という言葉が出る。一方「高度な愚痴」のケースは、こうなる。

 「でも、それは現実的じゃなくて……」

 「もっと別のやり方はありませんか?」

 と、即座に「やらない理由」を口にする。解決策を検討するのではなく、防御反応が出るのだ。

 ここで重要なのは、反論の中身ではない。「試す余地を残しているか」「余地さえゼロか」である。

見分け方4. アクションが合意できるか

 本当の相談は、最後に必ず「次に何をするか」に合意できる。

 「いつまでに」

 「何を」

 「どこまで」

 やるかだ。たとえ小さくても、行動に落とし込もうとする。

 一方高度な愚痴のケースは「聞いてもらってスッキリしました」で終わることが多い。何も決まらない。行動が決まらない相談は、ほぼこのケースだと言えよう。

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