アサヒビールは2025年9月にサイバー攻撃を受け、受注や出荷、経理システムなどで障害が発生した。欠品や品薄な状態が続き、2025年10〜12月の売り上げは全てのカテゴリーで前年を下回った。
ビール累計は前年比90%、洋酒は同70%、ワインは同48%まで落ち込んだ。特にRTD(Ready-to-Drinkの略。缶チューハイなどそのまま飲めるアルコール飲料)は、9月までは前年比119%と好調だったが、10〜12月は51%まで落ち込んだ。
システム障害の影響については、売上構成比のうち9割以上が復旧しているという。4月の完全復旧を目指す。松山社長は「大変なご迷惑、ご心配ご不便をおかけした。失ったものを取り戻すだけでなく、逆行をバネにすることで、サイバー攻撃を受ける前よりも強いアサヒビールになって復活していく」と意気込んだ。
2026年はビール類計で、前年比プラス1桁台半ばの増収(金額ベース)を計画。アサヒスーパードライは数量ベースで1桁台前半の増加を目指す。
ビール大手でも、酒税改正に向けた動きが相次いでいる。サントリーは2026年10月以降、新ジャンル「金麦」の麦芽比率を50%以上に引き上げ、ビールとして販売する予定だ。
キリンビールも2026年下期に新ジャンル「本麒麟」のビール化を含むリニューアルを実施する。また「キリンビール 晴れ風」も、味やパッケージをフルリニューアルした。
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キリン、「本麒麟」を新ジャンル→ビールに 10月の酒税改正を受けて
サントリーの26歳エース営業 成果ほぼゼロの3カ月を乗り越え、確立した「9:1」の営業スタイルCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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