ChatGPT、ChatGPT、Claude、Gemini、Grok……結局どれがいい? AIエージェントの違いと選び方(2/2 ページ)

» 2026年02月26日 07時00分 公開
[冨田到ITmedia]
前のページへ 1|2       

AIの使用目的から選択する

 第2の軸は、あなたの職業や業務における具体的な悩みとの相性です。「AIに何を聞けばいいか分からない」という声をよく聞きますが、この悩み自体があなたに最適なAIパートナーを見つけるヒントになります。

 以下の表を参考に、あなたの職種に最適なAIパートナーを選択してください。例えば、営業職ならOffice統合に優れたOpenAI、研究職なら長文処理に強いGoogle、エンジニアならコーディング支援のClaude、クリエイティブ職なら発想力豊かなGrokといった具合に、職業特有の課題に応じた選択が効果的です。

photo04 『知的生産でAIを使いこなす全技法』P.235より

 では「特に明確な悩みはないけど、なんとなく仕事を効率化したい」という方はどうすればいいでしょうか。まずはご自身の来週のカレンダー、TODOタスクを見てください。そこに予定されている業務の中で、メールの返信、会議の議事録作成、資料作成といった定型的な作業があるはずです。

 こうした繰り返し発生する業務こそ、AIが力を発揮する領域です。例えば来週、企画会議が予定されているならAIで議事録作成を試してみる、顧客へのプレゼンがあるなら資料作成でAIを活用してみる、といった具合に「今度のあの業務で試してみよう」と決めるだけで十分です。

 どのAIを使うかは、表を参考にしながら決めましょう。

 各社のサービスは日進月歩で変化していくので、傾向を把握しつつも、自分の悩みに合ったものを定期的に試していくことが重要です。

 そのためには、あなたの悩みを理解し、日常のワークフローに自然と溶け込むAIパートナーとの実践を習慣化することが、最初の一歩になります。

著者プロフィール:冨田到(とみた・いたる)

早稲田大学社会科学部卒業。スリーエムジャパン株式会社にて営業、株式会社ゼロワンブースターにて新規事業開発支援を担当。スタートアップ数社経験後、2024年にデスクリサーチに特化した生成AIエージェントを提供する株式会社Deskrexを創業。AIアプリケーションの提供・受託開発や、生成AIを活用した調査代行や研修を提供し、企業の知的生産の業務時間の圧縮とスキルアップを支援している。


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

SaaS最新情報 by ITセレクトPR
あなたにおすすめの記事PR