Xの“自動翻訳”効果? 横浜のテキサスBBQ店で「週末の客数2倍」に(2/2 ページ)

» 2026年04月22日 08時00分 公開
[岡安太志ITmedia]
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影響は日本のBBQ店にも

 午後7時半という時間帯もあり店内は落ち着いていたが、客席を見渡すとすぐにブームの影響が見て取れた。複数の若い日本人客が「これがアメリカのバーベキューか……」「食べきれるかな……」と感嘆の声を漏らしながらスマートフォンで写真に収めていた。

プルドポーク、リブ、チキン、ソーセージなどが豪快に盛られた「ビッグボーイトレー」。メニューには「1〜2人前」と書かれていたが、日本人2名にとってはかなりのボリュームだった
和牛のブリスケットは非常に肉厚でありながらナイフが不要なほど柔らかく、とろけるような食感だ

 店長に話を聞くと、SNSの効果は如実に表れていた。「週末の客足はこれまでの2倍に達し、満席のためお断りすることも増えました」と反響の大きさを語る。また、これまで日本人と外国人が半々だった客層が、日本人客の比率が6割へ上昇したそうだ。

 加えて、午後1〜5時の比較的閑散としていた時間帯に、SNSで興味を持った客が訪れるようになり、店舗の稼働率が劇的に改善したという。店長はこうした反響について「素直にありがたいことであり、テキサスBBQの文化に日本人が興味を持ってくれて嬉しいです」と顔をほころばせる。

 自動翻訳機能というAIの進化が、思わぬ形で日本の「実体経済」に影響を及ぼした今回のケース。こうした現象は今後も生まれるかもしれない。

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