サヌは「Live with nature. / 自然と共に生きる」をコンセプトに掲げ、2019年に創業した。首都圏在住の家族やカップル、法人を主なターゲットとして、都市と自然を行き来する暮らしを実現するための「シェア別荘」を提供している。
別荘というと、「富裕層が持つもの」というイメージが強い。実際、日本の別荘所有率は、わずか0.7%にとどまる(サヌ調べ)。サヌは、サブスクや共同所有を通じて別荘所有のハードルを下げ、国内最大級のシェア別荘サービスに成長した。
これまでは、八ヶ岳や軽井沢、那須、伊豆など首都圏からクルマで2〜3時間の拠点開発に注力してきたが、2026年以降は「奄美大島」「淡路島」「石垣島」と積極的にエリアを拡大している。なぜ、サヌは奄美大島に着目したのか。
「奄美大島は共同創業者の本間貴裕が大好きな場所で、いつか開業したい思いがありました。世界自然遺産にも登録された手つかずの自然が残っている。また、大島紬や島唄など自然と共生してきた独自の文化が根付いている。さらに、東京から直行便で約2.5時間とアクセスが良く、LCCも就航している。当社のコンセプトにも合致しており、挑戦してみたい場所でした」(SANU 建築部環境企画分析グループリーダー 宮下陽氏)
実は、サヌでは数年前に奄美大島の土地を2つ購入していた。1つ目が2024年10月に開業した「MON(モン) 奄美大島」で、2つ目が今回開業した「奄美大島1st」となる。モンは、築35年の建物をフルリノベーションした一棟貸しの施設だ。
「まずは試験的に、新築より早く開業できる1棟貸しのモンの開発に着手しました。ですが、モンを作りながら、もう1つの土地で新築の設計も進めていました。それが今回開業した『奄美大島1st』です。離島なので不安はありましたが、結果としてモンの平均稼働率は6〜7割で、リピーターも多くいます」(SANU 宮下氏)
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