2011年、米国マサチューセッツ州で創業したウーフォス。リーボックやナイキ、アディダスなどで要職を務めたベテラン勢が運営し、ランナーの間で急速に広がった。現在は世界中で販売されており、2025年度の全世界売上高は、約1億6500万ドル(約260億円)に上った。
同社では、足への負担を抑えることによって「疲労回復を促す」アプローチを取っている。特殊素材の「OOfoam(ウーフォーム)」により、一般的なEVA(エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂)のミッドソールよりも衝撃を37%軽減。
さらに、特許取得のフットベッドが土踏まずをサポートすることで、従来の靴と比較して、足首にかかる負荷を最大47%軽減するという。価格はサンダルが1万円前後、シューズが2万円前後が中心だ。
国内では、輸入商社のアルコ(大阪市)が独占販売権を獲得し、2018年2月から全国発売。当初から反響が良く、2018年3〜6月の4カ月で年間目標の4万足を販売した。その後も好調が続き、アルコの売り上げをけん引するブランドに成長しているという。
「当社では、Fashion(ファッション)、Function(機能)、Fun(楽しい)、Future(未来)、Wellness(心身の健康)のコンセプトを掲げています。ウーフォスは、まさにここに当てはまりました。機能性もファッション性も高く、ファッションブランドとコラボすれば、より注目されると考えたのです」(アルコ PR Div. Manager 村松正規氏)
このアルコの目論見が日本市場にハマった。Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)などファッションブランドとのコラボ製品は毎回完売する人気ぶりに。現在は1シーズンに4社とのコラボモデルを発売し、ブランドの認知や価値の向上につなげているそうだ。
国内では、オンラインと約700の実店舗で販売。約6割が量販店を含めたスポーツ店、4割がアパレル店となる。直近では、4月下旬の土日に原宿でポップアップストアを開催し、2日間で約500足を販売。過去最高の販売数を記録した。
「現状、売上高の9割近くを『サンダル』が占めています。顧客は約7割が女性で、コア層は30代です。サンダルはファッションアイテムとして定着していますが、スニーカーは成長余地があります。まずはスポーツ売り場での展開を強化し、通年で売れるブランドに育てていきたいと考えています」(アルコ 村松氏)
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