「配属ガチャ」で人事になった人が6割 やりがいはあるのに将来像を描けない理由(1/4 ページ)

» 2026年06月16日 07時00分 公開

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 社員一人一人の適性を見極め、どの部署に配置するかを判断する。人事部の重要な仕事の一つだ。その結果が本人の希望と異なれば、「配属ガチャ」と呼ばれることもある。配属の当たり外れを言い表すこの言葉もすっかり定着した。

 では、配属を決めるその人事担当者は、自ら望んで人事になったのだろうか。

photo 人事自身も「配属ガチャ」の当事者?(画像はイメージ、提供:写真AC)

 フリーランスエージェントを手掛けるテックビズ(東京都渋谷区)が人事経験者500人を対象に実施した調査によると、人事への配属を「希望していなかった」が59.2%に上った。半数以上が、いわば配属ガチャの結果として人事になっていたことになる。

 一方で、希望外で人事になった人のうち、70.3%が「現在の仕事にやりがいを感じている」と回答した。望んで就いた仕事ではないものの、現在は手応えを感じている人が多いようだ。

photo 7割が人事の仕事にやりがいを感じている(画像はテックビズ提供、以下同)

 やりがいを感じる理由については「人や組織の成長に関われる」(55.7%)、「経営に近い立場で組織全体に影響を与えられる」(39.6%)が上位を占めた。

 テックビズHRBIZ事業責任者の藤村大輔氏は、これを「人事特有のやりがい」だと分析する。売上目標や予算といった分かりやすい数字を追う営業職とは異なり、人や組織の成長に直接関われる点に、人事ならではの魅力があるという。「『人や組織』『経営に資する』という文脈は、人事ならではだ」(藤村氏)

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