近年、売上高は過去最高を更新し続けている。2019年3月期に5256億円を記録した後、コロナ禍では営業日の減少や消費者の自粛により2021年3月期は2000億円を下回った。だが、V字回復を遂げ、2026年3月期は7000億円を突破した。
増収の要因は、来園者数ではなく客単価の上昇だ。ランドとシーを合わせた来園者数は、東京ディズニーリゾートが35周年を迎えた2019年3月期(3256万人)がピークで、直近の3年間は約2700万人を推移している。オリエンタルランドは2019年3月期まで来園者数を重視していたが、コロナ禍以降、1人当たりの客単価を重視する戦略へと切り替えた。
チケットは価格変動制を導入し、最大料金を段階的に値上げしている。大人の1デーパスポートは2019年の7500円から、現在は最高1万900円まで引き上げられた。この他、年間パスポートや無料のファストパスを廃止し、有料で特定のアトラクションに優先的に乗れる「ディズニー・プレミアアクセス」を導入した。
端的に言えば、オリエンタルランドは客の選別を進めてきた。一般的に、高い価格を受け入れられる客ほど物販や飲食への支出も大きい。そのためディズニーの客単価は、2019年3月期の1万1815円から1万8403円へと増加し、チケット単価以上の伸びを示している。
また、年間パスポート保有者の中にはパレードだけを見て帰る客も一定数おり、値上げは混雑による顧客満足度の低下を防止する目的もあった。
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明暗分かれた「無印良品」と「ニトリ」 2社の差はどこで生まれたのかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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