ローソンではコールマンコラボの折りたたみ傘のほか、晴雨兼用の折りたたみ傘1種類と雨用の折りたたみ傘2種類を販売している。約2年前までは長傘と折りたたみ傘の販売比率はおよそ7対3だったが、近年、折りたたみ傘の需要が伸びており、現在は5対5まで変化したという。
背景には、ゲリラ豪雨の増加やビニール傘の価格上昇がある。以前のように「とりあえずビニール傘を買う」のではなく、普段から持ち歩き、長く使える折りたたみ傘を選ぶ人が増えているという。
ビニール傘などの雨傘は雨の日には売れるものの、晴れの日はほとんど売れず、天候によって販売数が大きく左右されるという課題があった。一方、晴雨兼用のコールマンの折りたたみ傘は、日傘としても雨傘としても使えるため、天候に関係なく売れているという。
矢野氏は「2025年5月は雨が多く、2026年5月は少なかったので、長傘の売り上げは約5割落ち込んだ。天候に左右されやすい商材の中で、コールマンの折りたたみ傘は画期的だ」と話す。
買われ方にも違いがある。ビニール傘は雨が降った際の緊急購入が中心だった。一方、コールマンの折りたたみ傘は普段の買い物の中で選ばれることも多い。購入者の平均客単価は約3500円で、傘以外の食べ物などの商品も一緒に購入されるケースが多い。「とりあえず雨をしのぐため」ではなく、「この商品が欲しい」と目的を持って選ばれているという。
矢野氏は「日用品では、これまでは『緊急購買にどう対応していくか』を考えてきたが、近年は『これを買いたいからコンビニに行く』という価値が大事。今はローソンでしか買えないものを増やしている」と説明した。
ITmedia デジタル戦略EXPO 2026 夏では、各分野の第一人者や企業の現場でビジネス変革に取り組むリーダーの声を通じて、経営×IT×現場のコラボレーションで全社変革を進めるヒントをお届けします。
AIを活用したデジタル戦略が必須となる中、ダイハツ工業や旭化成、NOT A HOTELなどビジネス変革に取り組む企業の「当事者の声」を通じて、現場のリアルな課題解決方法を探ります。視聴登録はこちらから。
ドンキの折りたたみ傘に「ぜっっったい買わない方がいい」 酷評レビューにどう向き合う? 商品改善会議をのぞいてみた
ワークマン、気温45度想定の「着る冷凍庫」が好調 一般向け強化で50億円販売目指すCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング