オニツカはその斬新なデザインから、特にインバウンドに人気を博す。世界に約190店舗を構え、2025年7月にはパリのシャンゼリゼ通りに旗艦店をオープンするなど、各都市の目抜き通りに出店している。
どの店も行列ができるほど注目されている状況だ。商品は、日本よりも先にファッションの発信地であるパリやロンドンから人気を博すこともあるという。今回の出店も、インバウンドが多く訪れる新宿を選んだことで、世界中のオニツカファンに向けアピールする構えだ。
最も大きな割合を占めているシューズは、その独特のデザイン性が客に受けている。シューズ「MEXICO 66」を始め、最近ではデニムジャケット、ジーンズ、サングラスも人気になっており、独自のラグジュアリーブランドが世界的にも定着し始めているようだ。
オニツカタイガーの高価格商品がインバウンドを中心に売れており、親会社のアシックスの業績アップにも大きく貢献している。アシックスはオニツカタイガー事業の分社化を推し進め、2026年2月には新会社OT GROUPを設立した。今後はオニツカならではの強みを生かし、より機動的な成長を目指す方針だ。
庄田CEOは「新宿は、日本を代表する商業エリアであると同時に、世界中から多くの人々が訪れる街です。銀座、渋谷に続き、この街にランドマークとなる店舗を構えることで、より多くのお客さまにオニツカタイガーの価値観や美意識に触れていただき、日本発のブランドとしての存在感をさらに高めていきたいと考えています」と語る。
新宿店オープンを機に世界ブランドへの飛躍を目指している。
「私たちが目指しているのは、店舗を増やすことではありません。一つ一つの店舗がブランドの思想や価値観を伝え、お客さまの記憶に残る体験を提供することです。この新宿店がOT GROUPの新たな挑戦を象徴する場所となり、世界中のお客さまにオニツカタイガーの魅力をより深く感じていただける拠点へと育っていくことを期待しています」
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