ここまでポッドキャストの可能性を述べてきたが、課題もある。まず、短期間では広がりにくいことだ。ショート動画のように、アルゴリズムによって一気に拡散される仕組みは乏しく、リスナーは口コミや検索を通じて、少しずつ増えていく。配信開始後しばらくは、再生数の少なさに不安を覚えるかもしれない。
次に、続けることの難しさがある。1本の番組を制作するには、収録や編集など相応の手間がかかり、担当者の熱意だけに頼った運営では、長続きしない。実際、数回で更新が止まってしまう企業番組は少なくない。テーマ設計や運用の型をあらかじめ決め、無理なく続けられる体制をつくれるかどうかが、成否を分ける。
そして、成果が見えにくい。再生数や登録者数だけを指標にすると、費用対効果を説明しづらい。だが、本来ポッドキャストが育てるのは、数字では測りにくい信頼や関係性である。何をもって成果とするか――その評価基準を、始める前に社内ですり合わせておくことが欠かせない。
7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
やっぱり、すぐ辞める新人は世の中をナメているのか 「倍速退社」の背景にある企業の病
IT人材は東京のどこに住んでいる? 首都圏の“知られざるテックエリア”を地図で見る
「辞めたけど良い会社」 ランキング ワースト30社の特徴は?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング