新大阪駅は東海道・山陽新幹線のほか地下鉄やJR在来線なども発着し、関西の交通のハブとなっている。ただ、りそな総合研究所の荒木秀之主席研究員は「新幹線の駅というイメージで、(駅周辺は)オフィスを中心としたまちづくりが目立っていた」と指摘する。
しかし、新大阪駅は将来、北陸新幹線の乗り入れが想定され、リニア駅の候補でもある。さらに、大阪市中心部を南北に貫く新線「なにわ筋線」の令和13年開業に合わせ、阪急電鉄も十三(じゅうそう)駅と大阪駅、新大阪駅を結ぶ連絡線の整備を目指す。
これらの流れを受け、開発が活発化している。内閣府が4年に新大阪駅周辺を都市再生緊急整備地域に指定。大阪府市は昨年6月、同駅周辺地域のまちづくり方針を策定した。官民が連携し、近接する十三駅、淡路駅(阪急、JR)周辺と一体で、20〜30年先を見据えたまちづくりを進める方針を掲げる。
担当者は「新大阪のポテンシャルを生かし、国内外から多くの人や企業が集まり、新しい交流価値を生むまちを目指したい」と話す。
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