2026年2月からタイムアウトマーケット大阪の支配人を務める仁科拓也氏に、これまでの経緯を聞いた。
開業後は話題性もあり、3カ月ほどはオープン特需の勢いが続いたという。しかし、その後は集客が低迷。「いろいろな課題が浮き彫りになっていた」と仁科氏は分析する。当時のGoogleマップの口コミには、注文や席の使い勝手、価格帯への不満など、施設への厳しい評価が一定数寄せられていた。
施設の打ち出し方にも課題があった。「ちょっと高級なフードホール」という立ち位置でスタートしたこともあり、そのイメージが独り歩きした。
1万円のシャトーブリアンのサンドイッチ、3300円のマルゲリータなど、高単価なメニューに注目が集まった。実際には単品で1000円以下のメニューも用意していたが、幅広い価格帯であることが伝わらないまま、「高い」という印象が先行した。
同施設では対策として、2025年秋からパーティープランやテークアウトを導入し、バーのビールを値下げ。2026年1月にはDJや落語などのイベントを開催するなど、「廃墟」と話題になる前から集客を増やすためのテコ入れを続けていた。
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