「エサ」から「食事」へ。
近年、ペットの食事やヘルスケアが変化している。ペットの健康寿命を延ばしたいという飼い主の意向から「プレミアムフード」と呼ばれる高付加価値のペット用食品の需要が増加。犬用では年齢や犬種、健康状態に応じて商品の細分化・多様化が進み、猫用では健康ケアや高品質な素材を訴求した商品などが人気だという。
特別な機会を一緒に楽しめる、犬猫用のクリスマスケーキやおせちも好調だ。ペット用品店やグルーミングサロンなどを運営するイオンペット(千葉県市川市)では、2025年の犬猫用の冷凍ケーキ・おせちの売上高が2019年比で1.9倍に伸長した。
ペットの健康管理も進化している。ペット用製品を開発・販売するRABO(ラボ、東京都渋谷区)では、犬用・猫用それぞれの「スマート首輪」が好評だ。
加速度センサーとAIにより、「歩行」「食事」「睡眠」などの日常行動を分析・記録し、異変があればアラートで知らせる。先行して2019年に販売した猫用の「Catlog(キャトログ)」は、国内外で累計6万匹が利用している。
矢野経済研究所によると、2025年度のペット関連総市場規模は、前年度比2.1%増の1兆9504億円だった。2027年度には2兆円を超えると予測されている。“家族化”が顕著に進む「ペット市場」の変化を、イオンペットとラボに取材した。
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