てんやの新業態「おにどん」は、揚げたて・握りたての「おにぎり天どん」を打ち出す。ロイヤルグループ初の「小スペースのファストカジュアルブランド」で、既存のてんやでは出店が難しかったエキナカや狭小立地へ進出し、多店舗展開を狙う。
てんやで培った調理ノウハウと専用フライヤーにより、15坪前後の小規模な厨房、かつ1〜3人の少人数体制で、スピーディーな提供を実現。省人化と高い生産性を両立させたという。
看板商品の「おにぎり天どん」は、注文を受けてから天ぷらを揚げる。価格は1個300〜600円前後で、かき揚げや玉子天、海老天、一本穴子天などを乗せたボリュームのある一品だ。その他、「焼き鮭」「明太子」などの定番おにぎりも用意する。
サイドメニューは「豚汁」「からあげ」などがあり、おにぎり・汁物・おかずを組み合わせる「一汁一飯」を提案。1食1000円前後で楽しめる設計だ。
おにどんのプロデューサーには、クラフトバーガー専門店「JB's TOKYO」を運営するブルース&ブラザーズ(東京都渋谷区)の社長、ブルース佐藤氏を起用。同社とは2024年以降、協業関係にあり、佐藤氏はおにどんのコンセプト設計から商品開発、店舗デザインなどを監修し、ブランドの世界観を確立した。
1号店は、7月にJR御茶ノ水駅の「エキュートエディション御茶ノ水」に開業した。乗り換え客をはじめ、オフィスワーカーや学生など多様な人々が行き交う都心立地で、認知拡大に最適だと判断した。
販売数や売上高は非公開だが、平日のランチタイムを中心に幅広い層が利用し、想定通りの反響を得ているという。
「おにどんは、『揚げたて・握りたての天丼』をワンハンドで楽しむ独自のおにぎりで、十分な競争力を持つと考えます。まずは、1号店で標準パッケージを確立し、2027年以降に、出店立地検証、店舗拡大、フランチャイズ化を進め、将来的には海外進出も見据えています」(ロイヤルホールディングス 広報担当者)
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