キャリアボンドも最初から現在の研修メニューが完成していたわけではない。当初は研修としてのメリットが分かりにくいと指摘されたこともあり、1年ほどかけてメニューを練り直し、体系化した。
一方で課題は、現時点で赤サバ研修をリピートした企業がないことだ。「1回で満足されてしまうところが研修の難しいところ」(西野氏)
商業施設や公園などで開く赤サバのイベント参加者は、累計2700人以上に上るのに対し、研修の参加者は228人。同社は初年度から黒字を確保したが、商業施設の事務局業務など他の事業にも支えられている側面もある。
そこで、取り組むのがデータ化だ。生成AIを活用できるピンマイクで作戦会議の発言を記録し、誰の発言が多いか、チームの力関係はどうかを分析する。10月の体験会で試験的に導入する予定で、データをもとに次の研修や支援を提案し、単発で終わらない関係を築く狙いだ。
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