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コンビニの蛇口からトマトジュースと牛乳が!? ローソンが「トマト尽くし」戦略:朝も昼も夜もトマトを食べて(1/3 ページ)
ローソンがトマトを多く使った新商品を相次ぎ発売する。朝昼夜の全シーンに対応した食べ方を提案し、健康に特化した商品戦略を打ち出す。
ローソンは、健康を意識した消費者向けにトマトを使った商品展開を強化する。カゴメと組んで、抗酸化作用があるとされる「リコピン」という成分を通常より多く含むトマトを使用。5月28日以降、このトマトを多く使った10商品を順次、発売していく。
合わせて「トマトジュースと牛乳を一緒に飲もう」というキャンペーンも展開する。6月7日〜9日には、ローソンTOC大崎店(東京都品川区)でひねると牛乳とトマトジュースが出てくる蛇口を時間限定で実際に用意。コンビニを訪れた人に、無料でその場で混ぜて飲んでもらおうという趣向だ。
なぜこんなに「トマト推し」なのか?
8日に東京都内で行われた記者会見の会場でもこの蛇口が置かれており、記者も試飲してみた。まろやかで癖もなく、普通においしい。しかし、トマトが何となくヘルシーなことは理解できるが、何がローソンをここまでトマトに駆り立てるのか?
今回、ローソンはトマトを使った商品を紹介するのにあたり、食べてもらう時間帯や一緒に食べてほしいメニューも具体的に提案している。例えば、トマトと相性のいいクリームチーズを挟んだ「高リコピントマトとクリームチーズサンド」(税込350円)は、カゴメのミックスジュースやローソンのゆで卵と合わせて朝食用に勧める。
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