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2019年読まれた記事ランキング:池田直渡「週刊モータージャーナル」(5/7 ページ)
クルマ好きの間でよくいわれることのひとつに、「1989年は日本車のビンテージイヤー」という言葉がある。トヨタ・セルシオ、日産スカイラインGT-R、ユーノス・ロードスター、一年遅れだがホンダNSXがデビューした。ちょっとツブが落ちてもいいなら発売順に、スバル・レガシィ(BC/BF)、日産フェアレディZ(Z32)、トヨタMR2(SW22)、こちらも一年遅れなら日産プリメーラ(P10)もあった。後年評価されるとき、19年は89年に続く第2のビンテージイヤーとして記憶されるかもしれない。
第8位:トヨタ ハイブリッド特許公開の真相
これもとても重要な記事だった。地球環境問題にトヨタがどう取り組んでいくかの未来図が、全部ここに詰まっていると思う。本当に真摯に地球のことを考えるということはこういうことで、高いおもちゃみたいなEVを富裕層向けに売りさばくことではない。多くの人に是非読んでもらいたい記事だ。
第9位:スバルはこれからもAWD+ターボ+ワゴン
東京モーターショーに出品された、新型レヴォーグについて書いた記事。スバルはスタイリング以外一切の情報を開示してくれなかったので、低炭素時代の水平対向ユニットがどうなるのかを、極めて独断で予想した記事だったが、東京ショーの記事5本の中で最も読まれたようだ。スバルの中の人も読んでいるだろうから書いておくが、それだけ多くのスバルファンがもっとスバルの未来を知りたいと思っている証拠だと思う。スバルにはもっともっとこれからの話を開示していってほしいし、筆者はそれをもっと取材したいと思う。
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