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2019年読まれた記事ランキング池田直渡「週刊モータージャーナル」(6/7 ページ)

クルマ好きの間でよくいわれることのひとつに、「1989年は日本車のビンテージイヤー」という言葉がある。トヨタ・セルシオ、日産スカイラインGT-R、ユーノス・ロードスター、一年遅れだがホンダNSXがデビューした。ちょっとツブが落ちてもいいなら発売順に、スバル・レガシィ(BC/BF)、日産フェアレディZ(Z32)、トヨタMR2(SW22)、こちらも一年遅れなら日産プリメーラ(P10)もあった。後年評価されるとき、19年は89年に続く第2のビンテージイヤーとして記憶されるかもしれない。

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第10位:マツダCX-30の発売と、SKYACTIV-X延期の真相


SKYACTIV-Xのガソリンエンジン

 反省としてちょっとCX-30の話が霞(かす)んでしまった。逆にいえばSKYACTIV-Xの発売延期についての真相を、多くの人が知りたかったということでもある。マツダ側からの説明が足りなかったために、憶測と予断に満ちた記事が溢(あふ)れ、結果的にユーザーを不安にさせてしまったと思う。

 筆者にしてもわざわざ根掘り葉掘り問いただした結果、記事を書くに足る情報を得たのであって、公式に知らされたわけではなかった。別に糾弾するつもりはないけれど、このあたりはコミュニケーションのあり方について、再度よく考えてみた方がいいとマツダには言いたい。

 さて、全体を振り返ると、マツダの第7世代スタートの年であったせいもあり、マツダの記事が圧倒的に多い。この他にもマツダの藤原副社長のインタビューが印象深い。取材も原稿書きもすこぶる楽しかった。

 せっかくだからこれもリンクを張っておく。まだ読んでいない方はお正月にゆっくり読んでいただければ幸いである。

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