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DXで先端を走るりそなHD 南昌宏社長が展望する「リテールトップへの道筋」りそなHD南昌宏社長インタビュー【前編】(5/5 ページ)

りそなホールディングスがDXを積極的に導入して銀行改革を大胆に進めている。南昌宏りそなHD社長のインタビューをもとに、りそながデジタル時代を先導してどこに向かおうとしているのかをお届けする。前編は、リテール(中堅・中小企業+個人向け金融)ナンバー1の実現に向けた銀行改革の流れを振り返る。

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ATM機能は縮小も

 ATMについては「タブレットのようなもので、ATMの取引の大半を代替できるものが多く出てきている。その中でATMの機能をどうしていくか。コロナ禍で非対面、非接触の国民のニーズが相当高まっている時にこれが今後どうなるか。お客さまの行動がどう変わっていくのかを見ながら変更していきたい。現在はATMの操作回数よりも、グループアプリのタッチポイントの方が圧倒的に多くなり、来店者数は徐々に減っている。こうした行動変容の中でもう一回ATMの在り方も問い直す必要がある」と述べ、ATM機能の縮小も検討課題にしている。

 メガバンクとの違いを今後の業績拡大にどこまで反映させることができるか、南社長の手腕が問われている。

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