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オープン1週間で満室! 在宅勤務の20代がソーシャルアパートメントを選ぶワケ現地を取材(2/7 ページ)

グローバルエージェンツが5月末にオープンしたソーシャルアパートメント「ネイバーズ鷺沼」が人気である。開業2カ月前から集客を開始したところ、約180件の問い合わせを集め、オープンして1週間後には全60室が満室に。住民の多くは20代のリモートワーカーだ。

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24時間使用OKな3つの共用ラウンジを完備

 ネイバーズ鷺沼は、東急田園都市線の鷺沼駅から徒歩8分の閑静な住宅街にある。鷺沼駅は急行が停車し、最短で渋谷まで18分、新宿まで25分、大手町まで34分と都心へのアクセスが良い。近隣駅に三軒茶屋やたまプラーザがあり、買い物や娯楽にも困らない。

 “「暮らす」と「働く」をシームレスに繋ぐ”をコンセプトとする同物件は、3つの共用ラウンジを備え、いずれも「働く」要素を織り交ぜている。5年以上前からリモートワークを実践する筆者が、当事者の視点で「働きやすさ」を確認してみたい。


食事や雑談もできる共用ラウンジ「Dine & Communicate」(筆者撮影)

 カフェのような空間として設計された「Dine & Communicate」は、キッチンカウンターに大型テレビ、ゆったりしたソファ、大型テーブルとさまざまなレイアウトが混在している。平日のお昼時に取材したところ、カウンターで食事する人、テーブルで仕事をする人、大型テレビでゲームを楽しむ人など、利用者が思い思いに過ごしていた。

 「働きやすさ」を考えると、空間がゆったりしていて他者の存在が気になりづらい点、いたるところにコンセントが完備されているのは嬉しい配慮だ。多少の雑音やテレビの映像、キッチンから漏れるにおいなど集中力を遮る要素はあるが、生活環境に近く、緊張感のない雰囲気で働きたい人には最適かもしれない。

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