2015年7月27日以前の記事
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どんな働き方ができるのか 「星野リゾート」でワーケーションを体験ワークは“ついで”(4/6 ページ)

ニューノーマルな働き方として、コロナ禍で注目されている「ワーケーション」。ホテルや旅行会社は独自のプランを打ち出しているが、実際のところどうなのか。ノマドワーカー歴5年を超える筆者が、2カ所で体験した様子をお伝えする。

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東京から2時間で非日常


水と緑が美しい「星のや軽井沢」(筆者撮影)

 軽井沢は東京駅から約2時間と都心から訪れやすく、夏の避暑地として人気が高い。実際に心地いいさわやかな風と青々と茂る緑、涼し気な川のせせらぎを目の当たりにすると、別荘地として多くの人を魅了するのも納得できる。

 星のや軽井沢では、仕事もバケーションも満喫したい人向けに、長期滞在プラン(2泊以上:25%オフ、6泊以上:60%オフ)を用意している。今回は2泊3日で滞在した。


マイナスイオンたっぷりの環境で作業(筆者撮影)

 星のや軽井沢は、自然に触れながらPC作業ができるワークスペースがいたるところにあり、どこにいても美しい緑が視界に広がる。敷地内なら野外でもWi-Fiが通じているため、ビデオ会議などもOKだ。


日中は半袖で過ごせる暑さだが、ジメジメした感じはなくさわやか(筆者撮影)

 野外では川のせせらぎが最高のBGMとなり、非日常へいざなってくれる。個人的な感覚だが、視界に映る緑、水の音、心地よい風がセットになると、脳がさえ渡るというか、クリエイティビティーが研ぎ澄まされるというか、そんな気がした。

 筆者がもっとも気に入ったのは、川沿いに建つ「水波の部屋」の掘りごたつ。室内でありながら大自然を思う存分感じられ、すぐ下に川が流れている。誰の視線も気にせずに仕事に打ち込めるし、野外では難しい電源も確保できる。チェックアウトの際は、「もう少しここにとどまりたい……」と後ろ髪を引かれる思いだった。

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