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どんな働き方ができるのか 「星野リゾート」でワーケーションを体験:ワークは“ついで”(5/6 ページ)
ニューノーマルな働き方として、コロナ禍で注目されている「ワーケーション」。ホテルや旅行会社は独自のプランを打ち出しているが、実際のところどうなのか。ノマドワーカー歴5年を超える筆者が、2カ所で体験した様子をお伝えする。
大人の休日を提案するリゾート
星のや軽井沢では、源泉かけ流しの湯「星野温泉 トンボの湯」があり、多くの利用者を魅了しているようだ。
露天風呂の目の前に緑が生い茂っていて、木の香りまで漂ってくるほど自然が近い。その横にはベンチがあり、風を浴びながら“ととのう”瞬間がやってくるのを待つことができる。サウナと水風呂も備えており、多くの利用者が1時間ほどかけて、ゆっくりと滞在するそうだ。
星のや軽井沢内には「日本料理 嘉助」があり、川魚やジビエ、季節の野菜などが使われた懐石料理を提供している。利用者の年齢層が比較的高いこともあり、落ち着いた空間でゆっくりと食事ができるよう設計されている。
お酒を提供している「森のほとり cafe&bar」は、すぐ隣にある「軽井沢野鳥の森」を生かして、幻想的な空間を演出している。5歳未満の子どもを入場不可とし、鳥やカエルの鳴き声だけがこだまする心地よい静けさを楽しめるように設計している。
軽井沢野鳥の森では、多数のネイチャーツアーを提供している。仕事の息抜きになりそうなマイナスイオンたっぷりの森で、実際、仕事の合間に散策する人が多いようだ。
知識豊富なガイドが、野鳥の種類やめずらしい植物、動物が歩いたけもの道、水辺の生き物など多彩な話を展開するこのツアーは、子ども連れの家族だけでなく、カップルや夫婦も利用しているとのこと。
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